ワン天亮先生の作品と人柄
ワン先生と初めて会ってから、もう25年が経とうとしています。
これまで何度も先生とお目にかかり、アトリエにて作品を拝見し、お互いの書や作品を交換し、心の交流を続けて参りました。
先生は国を超えての大事な大事なお友達で、最も尊敬する芸術家です。
先生とお会いし、作品と触れ合う度に、私は多くの事を感じます。
1、創作にかける情熱の強さ
創作の幅広さ 絵画、書、漆彫刻、漆画、漆家具など多彩
人間的な魅力 豪放磊落 エネルギー溢れる人柄
国内外多くの人々から受ける尊敬
大学人としての能力や大学機関の運営能力が高い
海外との交流を積極的に行う
以前、先生の日本での個展のお手伝いをしました。銀座のギャラリーでの展覧会は評判が高く、多くのお客様が作品に惚れ込み、購入されました。
また韓国で最近続けて行った個展は、作品のすべてがコレクターの手に渡り、韓国の芸術界では大評判になっています。
また欧州での個展やグループ展にての評判など、今最も世界的に活躍し、評価を受けている芸術家の一人です。
朝から晩迄、時間のある限り、アトリエにて、溢れる情熱で創作を続ける態度は、これが本物の芸術家であると思わせる力を秘めています
作品創作にかける情熱はパブロ・ピカソに匹敵し、その結果表現された作品はレオナルド・ダヴィンチに匹敵する幅の広さを持っています。
今回の個展が更に多くの人々の耳目に触れ、心を揺り動かし、感動の渦が巻き起こる事を信じています。
世界の人々とともに、先生の益々のご発展とご活躍を、ご祈念いたします。
東京藝術大学美術研究科、美術学部教授 博士生導師
日展評議員
江戸蒔絵十代
三田村 有純